ぜんそくを改善するためにはどうすればいい?治療内容まとめ
炎症の原因となる悪化因子の対策
ぜんそくを改善させるには、悪化因子を改善しなければなりません。まず、喫煙者は禁煙に挑戦しましょう。肥満はぜんそくの悪化因子だと言われており、運動などで体重を減らす必要があります。
日常生活を少しずつ改善することで、ぜんそくの発作は軽くなります。また、過度なアルコールの摂取やストレスも炎症の悪化因子です。
喫煙、肥満、アルコールはぜんそくだけでなく、ほかの病気の原因でもあります。規則正しい生活を心がけ、ストレスの少ない生活を送ってください。
吸入器や管理薬などの薬物療法
ぜんそくの患者は、発作の時のために吸入器を持ち歩いています。ステロイドなどが含まれた薬で、長期的に吸引することでぜんそくの改善を目指します。
そのほかには、飲み薬のステロイド剤もあり、炎症を抑える強い作用があります。しかし、飲み薬は副作用の可能性も報告されているので、服用には注意が必要です。
ぜんそくの管理薬は、長期的に服用してじわじわと効果が現れます。症状が軽くなっても使用し続けなければならないので、急に止めないことが大事です。
適切な生活習慣と体力づくり
ぜんそくは、不規則な生活や肥満、喫煙の習慣などが原因で悪化します。強いぜんそくの管理薬を飲んでいても、悪化因子を元から絶たなければ改善できません。
生活習慣が乱れている人は、できることからで構わないので、ぜんそくの原因を減らす必要があります。ハードなものではなく、ゆっくりと呼吸できるヨガなどで体力づくりをしてみましょう。
無理をしすぎると発作を起こしてしまうので、毎日少しずつ体を動かす習慣を作ってください。