ぜんそく治療が必要になる前に知っておきたい主な原因
ダニや食物によるアレルギー
ダニや食物が原因となってアレルギーが引きこされる場合があります。ダニが原因の場合は、ホコリがたまらないように部屋の掃除と換気を徹底してください。
寝具もアレルゲン物質が付着しやすいため、天気のいい日に布団を干し、シーツはこまめに洗濯しましょう。
また食物が原因の場合は、鶏卵や牛乳、小麦などに要注意。タンパク質がアレルゲンになると言われていますが、人によって異なるため、ぜんそくの原因が不明な場合は食事の内容も気にしてみましょう。
過労やストレス
ぜんそくは、過労やストレスから発症すると言われています。人はストレスを感じると、体内の細胞から炎症物質を出します。これが原因で、子どものころに治ったぜんそくが大人になってから再発してしまうこともあります。
働きすぎは免疫力が下がるので、ぜんそくの症状を悪化させます。自分なりのリラックス方法を見つけて、ストレスを溜め込まないようにしましょう。
たばこ
たばこはぜんそくだけでなく、症状を悪化させる原因のひとつです。受動喫煙も原因となるので、周りへの配慮をしましょう。
別の人が吸ったたばこの煙で発作を起こしてしまうこともあります。喫煙をすると肺の呼吸機能が低下し、薬の効き目も悪くなります。
家族に喫煙者がいると、子どもがぜんそくを発症しやすくなるので、家族の健康を守るために禁煙をしましょう。