ぜんそくの症状とはどんなもの?症状があったら検査がおすすめ
ぜんそくとは
ぜんそくとは、気道に慢性的な炎症があり、咳やたん、呼吸困難をともなう発作が起こる病気です。ダニやペットの毛などのアレルゲン物質などが原因で、発作が起こり症状が悪化してしまいます。
そのほかにも、大気汚染や生活習慣病、ストレスなどが原因で発症する場合もあります。小児ぜんそくと大人のぜんそくがあり、40代で突然発症する場合もあるようです。
「吸入ステロイド剤」の開発で重症化する患者は減少していますが、現在でも年間約1450人が亡くなる病です。
ぜんそくの症状と似ている病気
気管支炎は、ぜんそくと症状が似ている病気です。ぜんそくも気管支炎ものどに炎症が起きることは共通していますが、治療の方法が違います。
ぜんそくは、ステロイド剤を吸入し長期的に治療が必要です。気管支炎は、アスピリンなどの熱を下げるための薬や抗菌薬、咳止め薬などを服用します。
もしぜんそくと診断され症状が改善されない場合、気管支炎などの病気と勘違いされている可能性があります。セカンドオピニオンを受けるなどの対策を行いましょう。
ぜんそくを疑ったら検査を受けよう
ぜんそくの疑いがあるのならば、早めに医療機関で診断を受けましょう。ぜんそくは、気管支炎のほかさまざまな病に似ている厄介な病気です。
ぜんそくだと診断されても症状が改善しない場合もあるということを把握しておきましょう。ぜんそくはほかの病気と治療法がまったく違うので、飲む薬も異なります。
症状が改善しない場合は、改めて別の病院でセカンドオピニオンを受けることが大事です。処方された薬で改善がなければ、自分がぜんそくであること自体を疑った方が良いでしょう。